私たちが日々ビジネスを展開する現地、ミャンマーの最新情報と日本への人材供給の可能性についてお伝えします。
ミャンマーのビジネスパートナーにインタビューを行ったので、その生の声を皆さんにお届けしましょう。
ミャンマーの現状
ミャンマーは現在、大きな変化を経験しています。
ヤンゴンなど都市部ではデモの勢いが落ち、人々は仕事に戻り始めているそうです。
経済活動の再開は、ミャンマー人の勤勉さと回復力を示しています。
しかし物価は2倍に跳ね上がる一方、給与はそのまま。
生活は依然として、厳しいものとなっているようです。
他方で、地方では状況は少し異なります。
デモがまだ続いており、軍の締め付けが厳しくなっているのです。
仕事の機会が少ないことから都市部、さらには海外への人材流出が見られます。
この中には、日本へ渡ることを切望する若者が多く含まれているのです。
また、教育環境にも課題があります。
ミャンマーでは大学を中退し、高卒で就職を選ぶ学生が増えているとのこと。
生活のためやむを得ない選択ですが、ミャンマーの未来を考えると好ましい状況とは言えません。
ミャンマーの日本語教育
多くのミャンマー人はヤンゴンなどの都市部へ移住し、日本語学校に通うことを選んでいます。
これらの学校では、ミャンマー人が日本で働くために必要な言語スキルを教えているのです。
さらに一部の学校では、特定の職業に向けた専門教育も提供されています。
たとえば介護業界への進出を希望する学生には、日本の介護福祉士がリモートで2ヶ月間の介護学習を提供していたりするのです。
しかし最近、悪質な日本語学校が増えているとの情報もあります。
これらの学校は地方に開校し、受講生から授業料を徴収した後に消えてしまうというものです。
しかし、それでもミャンマー人の日本への熱い視線は揺らぎません。
その背景には、ミャンマーの日本に対する深い尊敬と信頼があります。
ミャンマー人が目指す日本
ミャンマー人にとって、日本は長年にわたり憧れの存在でした。
特にミャンマーの若者は、日本を理想の国と見なしています。
その理由の一つとして、日本製品への高い信頼が挙げられるでしょう。
日本製品は質が良く、信頼性が高いとミャンマーで広く認識されています。
ミャンマー人は中国製の新品より、日本製の中古を選ぶというエピソードも。
またミャンマーでは、日本車が80%以上と圧倒的なシェアを持っています。
特に、トヨタ車の人気は大変なものです。
ミャンマーの一般層にとって、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアへの留学はなかなか手が出ません。
そのため彼らは視野をアジアに向け、特に日本を目指しています。
SNSでは日本に渡ったミャンマー人が豊かな経験を共有しており、これがまた日本への憧れを育てているのです。
ミャンマーの経済状況
ミャンマーの経済状況は厳しいです。
物価の上昇とチャット(ミャンマーの通貨)の価値下落が進行しており、生活は厳しさを増しています。
4年前は1円=17チャットだったのが、今では1円=22チャット。
実取引では、Googleの為替レートよりも30%安いと言われています。
これらの経済的な困難はミャンマー人が海外へと目を向け、特に日本で仕事を求める動機となっているのです。
日本人はミャンマーに行けるか
日本人がミャンマーを訪れることは可能ですが、現地の生活環境には十分な理解が必要です。
特に注意すべきは、夜間12時以降は都市でも軍が出てくるため、外出が制限される点でしょう。
ミャンマーでの生活やビジネスを考える際には、こうした情報を把握しておくことが重要となります。
最後に
以上が、私たちの現地ビジネスパートナーから得た生の情報です。
ミャンマーの人々は困難な状況の中でも前向きに生活し、勉強し、日本への夢を追い求めています。
私たちはその夢をサポートし、日本の企業に優秀なミャンマー人材を紹介することで、両国の繁栄に貢献する所存です。
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